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2010年7月 6日 (火)

Ubuntu 9.10 (Linux Mint8) インストール

SSDの不調でLinuxを再インストールすることにしたものの、今までと同じでは芸がない。
かといってUbuntu最新の10.04は、まだまだGMA500ドライバが完成していない。
そこで今回はUbuntu 9.10をベースにした、Linux Mint 8をインストールしてみました。

Ubuntuは何かとアフリカの大地を思い起こされるオレンジが使われていますが、Linux Mintは緑が主体で、メニューなども何となく使い心地が良く作られています。
色々なウィンドウマネージャを選ぶことができるのも特色ですが、Gnome版を用いたので中身はほとんどUbuntuと変わりありません。
今回の記事も、Ubuntu 9.10にそのまま適用できます。



注意点

・このバージョンのUbuntu、Mint共に無線LANドライバが腐ってるので、compat-wirelessを導入する必要があります(Backportの無線LANドライバでも改善します。そちらの方が手軽かも?)。

・Ubuntu Netbook Remixではインストールパッケージに開発環境が入っておらずCompat-Wirelessの導入ができないので、無線LANしかネットワークがないと詰み。

・Mintは色々パッケージが追加されているので5GB程度必要。



メディアの入手

公式ページのDownloadからAll Versionを開き、Linux Mint 8の呼称Helenaを選択してください。
ここではマルチランゲージ対応のUniversal Editionを利用しますが、他のEditionをインストールしてからUbuntu Japanese Teamの日本語モジュールを組み込んでも構いません。
日本語モジュールの組み込み方法は、Ubuntu Netbook Remix 9.04の記事を参照してください(wgetでダウンロードするファイルはkarmic.listになります)。



インストール

手順は基本的に9.04のインストールと変わりはありません。
ただし先ほど記載したように無線LANドライバが腐っているので、少し通信しただけでOSごとクラッシュしてしまいます。
compat-wirelessの導入が完了するまで、無線LANのスイッチは切ったままにしておくと良いでしょう。
なお執筆時点の「当たりパッケージ」は、2.6.32.15版でした。

導入には小一時間かかりますが、make installが完了したら再起動し、無線LANのスイッチをオンにしてください。
これからGMA500ドライバも導入するので、ここでカーネルをアップデートしておくのがお奨めですが、アップデート後にまた無線LANのスイッチを切って、Compat-Wirelessを入れ直す必要があります。
2〜3時間の大作業になってしまうので、ここは覚悟が必要です。

なお、なぜかMintではカーネルのリポジトリの認証が不十分なため、保留パッケージになってしまってインストールされません。
上記アップデートの完了後、次のコマンドで保留パッケージを強制的にインストールしてください。

sudo apt-get -u dist-upgrade
 



GMA500ドライバのインストール

(2010/08/13追記)
以下のスクリプトは現在リンクが切れていて、使うことができません。 逆に使えないと記載したaptのパッケージが有効なので、ページ下部のaptによるインストールを参照してください。

いつもお世話になっている、GMA500チームのインストールスクリプトを使って導入します。
HardwareSupportComponentsVideoCardsPoulsboではリポジトリとaptでインストールするよう記載していますが、これは誤りです。
管理人が試した限りでは動作してませんでしたし、作者であるlucazadeさんも下記のスクリプトを使うよう発言しています。

wget http://dl.dropbox.com/u/1338581/Gma500/scripts/poulsbo.sh && sh ./poulsbo.sh


TypePの場合、インストール実行後に9.04の導入記事と同様にGRUBの設定は忘れずに行なってください。
ただし設定ファイルはGRUBのバージョンが違うので /etc/default/grub に変わっていて、GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT 行の最後に追記するようになります。
物理メモリから引くサイズは48MBで問題ない様です。
また導入記事に記載している怪しいドライバも、サスペンドから復帰するために必要なようです。
他のブログなどではあまりこのドライバについて触れられていないのですが、他にうまい方法があるのでしょうか・・・?

またこのスクリプトを実行すると、VA-API対応のMPlayer(パッケージ名 mplayer-vaapi)がついてきます。
とりあえずインストールが終わったら再起動して、端末からmplayerと入力して起動してみてください。
mplayer: error while loading shared libraries: libdca.so.0: cannot open shared object file: No such file or directory
とエラーになるのであれば、 sudo apt-get install libdca0 で不足ファイルをインストールしてください。
他のファイルが足りない場合は、apt-fileでパッケージを探す必要があります。

このVA-API対応のMPlayer、オプションに-vo vaapi -va vaapiと付けることで720pのHD動画をらくらく再生するスペックがあるのですが、なぜかSMPlayerからはまともに再生できません。
ビデオ出力ドライバ vaapi 、オーディオ出力ドライバ va=vaapi とすれば良いはずなのですが・・・何か余計なオプション指定をしてしまっているのでしょう。
残念ながら今のところ、ビデオ出力をxvに戻して我慢しています。



サウンドドライバの変更

ここまでセットアップを進めると、起動後にサウンドデバイスを認識できずに音が鳴らないことがあります。
sudo gedit /etc/modprobe.d/alsa-base.conf を実行し、ALSAの設定を修正して対処します。
最後の方にある options snd-hda-intel 行に model=ALC262 を追記してください。

なおこのモデル名はPCによって(もしかすると新型Pも)変わります。
念のため、cat /proc/asound/card0/codec#* | grep Codec と入力してモデル名を確認しておくと良いでしょう。
管理人のTypePでは、Codec: Realtek ALC262 と表示されます。

この設定は、ヘッドフォンを挿したらミュートさせる設定に影響を与えます。
こちらのコマンドも、model=ALC262 に変更してください。

これらの設定でだいぶ改善されたのですが、それでもサウンドデバイスを認識しないことがありました。
最終的にBackportのドライバを入れてみたら、ようやく直りました。
同じような現象に悩まされたら、下記のコマンドを実行してみてください(これだけで全部直るのかもしれません)。

sudo apt-get install linux-backports-modules-alsa-$(uname -r)


これもカーネルが変わるたびに実行しないといけないのですが、もう9.10ならそうそう変わることもないでしょう!



aptによるGMA500ドライバのインストール

(2010/08/13追記)
いつの間にか、こちらの手段が正解になっていました。
一連の方法はHardwareSupportComponentsVideoCardsPoulsboに記載されていますが、簡単に概要を記載しておきます。

・リポジトリを追加
・パッケージインストール
・再起動する前にxorg.confとGRUBの設定
・スリープからの復帰ができなければ怪しいドライバを導入





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